エンディングノートをしる

エンディングノートを知る

終活の一環でエンディングノートを書こうと思い立ったものの、どういうことを書けばいいのか悩みますよね。

エンディングノートは、家族に思いを伝えるだけではなく、残すことで形見にもなる大事なノートです。

家族に伝わるようにどのように書けばいいのか、書くコツ、選び方について紹介します。

エンディングノートとは?遺言書とは違うのか?

エンディングノートは、家族に向けて自分の思いや希望を書くノートです。

亡くなった後の希望だけではなく、これから入院したとき、介護が必要になったときに家族にどうしたいのかを記します。

死のために書くと言うよりも、これからの人生を自分らしく生きるために書くノートです。

遺言書との違いは、法的効力があるかないかです。

遺言書は、法律で決められた形式で書く必要があります。

その分、書いてあることを守らなくてはいけません。

エンディングノートは、決められた形式が無く、自由に書くことができます。

しかし、自分の希望通りに行かない場合もあります。

エンディングノートで書くことで得られるメリット

エンディングノートを書くことで、前向きになれる3つのメリットを紹介します。

将来のことを前もって決められるので安心できる

将来どうようになるか分からないと不安を感じますよね。

エンディングノートは、介護が必要になったときなど、どうしてほしいなど自分の希望を書くことができます。

あらかじめ分っていると、その時考える必要が無いので、安心感を持つことができます。

例えば、

・自発呼吸ができなくなったときどうするか

・自分で判断するのが難しくなったとき誰に委ねるか

・どのような葬儀にしたいか

などどうしたいのか、誰に委ねたいのかを決めておくと、不安を取り除くことができます。

家族に自分の思いを伝えることができる

普段家族に対して思っていることや伝えたいことを伝えることができます。

長年一緒にいると、なかなか面と向かって言うのが照れくさくなってしまいますが、エンディングノートに書くことで気持ちを届けることができます。

緊急時に伝えたい内容を整理できる

エンディングノートには、

・いざというときに連絡してほしい人

・かかりつけ医、常備薬、アレルギー

などの項目があります。

亡くなった時だけでなく、意識が無い状態で病院に運ばれた時に、このノートで自分のことを伝えることができます。

やりたいこと・できなかったことにチャレンジできる

エンディングノートには、自分の出身校や出来事などを書く項目がある場合があります。

その際、過去を振り返ってみて、

・やりたかったけどできなかったこと

・好きだったこと

・得意だったこと

を思い出し、新たな趣味や今までできなかったことを見つけチャレンジすることで今後の楽しみを見つけることができます。

エンディングノートを選ぶコツ

エンディングノートは、

・書店
・ネット通販(Amazonや楽天市場など)
・スマホアプリ
・自治体や保険会社葬儀社の資料請求などで無料で配布されているもの
・無料で配布されているテンプレート

と有料、無料問わずいろいろな所で手に入れることができます。

エンディングノートを選ぶ際のポイントを紹介します。

細かく希望を伝えたい:項目が充実しているエンディングノート

家族に思いを伝えたい:フリースペースの多いエンディングノート

写真を貼ったり、イラストを添えたりオリジナルのエンディングノートを作りたい:大学ノートでオリジナルのエンディングノートを作る

無料で配布されている物を使いたい:無料で配布されているエンディングノートや無料のテンプレートを印刷する

パソコンやスマホで管理したい:スマホアプリやエクセルで作る

エンディングノートは、これという決まりはありません。

自分が書きやすい方法で作ることで、楽しみながら書くことができます。

エンディングノートを書く際のコツや注意点

エンディングノートは項目が多いため書く項目によっては考えすぎてしまい、なかなか進まなくなることもあると思います。

エンディングノートをスムーズに書くためのコツや注意点を紹介します。

書きやすいところから書く

最初の項目から書いていくというよりも、書きやすいところから書きましょう。

自分のことなどはすぐに書くことができますが、死後のことや終末期医療の欄をすぐに書くのは難しいと思います。

書きづらい項目もすぐに埋めようとすると、書くのが億劫になり、モチベーションが下がってしまいます。

「書き直せるし、とりあえず今の気持ちを書いておこう。」という気楽な気持ちで書くのがおすすめです。

家族と相談しながら書く

どのようなことを書けばいいのか分らない場合や家族が知りたい情報が分らない場合は、家族に相談しながら書きましょう。

家族が知りたいことを優先的に書くことができます。

また筆が進まない項目も家族に相談すると、自分の意見を客観的に見ることができ、頭の中が整理され書きやすくなります。

パスワードなど大事なことはかかない

エンディングノートにパスワードや暗証番号などの大事な情報はかかないようにしましょう。

盗まれたり、読まれたりした場合、悪用される可能性があるためです。

パスワードや暗証番号は別のものに記入し、鍵付きの場所に保管すると安心です。

年に一度など定期的に見直す

エンディングノートは、書き終わったらそのままにするのでは無く、定期的に見直しましょう。

飲む薬が変わった、介護に関する希望を変えたいなど、自分の情報や考え方は日々変わります。

しかしエンディングノートは、最新の情報や考え方である必要があります。

誕生日など年に一度見直す日を決めておくと、自分の希望を伝えることができます。

エンディングノートの書き方

エンディングノートの各項目をそれぞれ紹介します。

自分自身の情報

自分のことを書きます。
運転免許証や健康保険証、パスポートは死後返納する必要があるため、保管場所を記しておきましょう。

・名前
・生年月日
・住所
・本籍地
・血液型

・運転免許証
・健康保険証
・パスポートの保管場所
・マイナンバー

・趣味
・特技
・好きな食べ物

資産について

持っている資産や保険について書きます。
借金がある場合はその旨も書きましょう。

・金融機関名
・支店名
・口座の種類
・名義人
・連絡先
・通帳や印鑑の保管場所

・クレジットカードについて(カード会社の連絡先)
・年金について(基礎年金番号や年金の種類など)

・保険の種類
・保険会社
・連絡先
・契約者名
・受取人

・有価証券、不動産、骨董品など資産価値があるもの
・貸しているお金

・借りているお金、担保の有無
・保証人になっている場合その旨

契約しているサービス

契約しているサービスは、解約する必要があるので詳しく書きましょう。

各サービス名(電気や水道、携帯など)の

・会社名
・契約者名
・引き落とし口座
・引き落とし日

を記入します。

家族や親戚について

・緊急連絡先(名前・続柄・電話番号)
・親戚の連絡先(入院時・危篤時・葬儀とそれぞれ呼びたい人を書いておくと便利)
・親族一覧

友人知人の連絡先

・友人、知人連絡先(入院時・危篤時・葬儀とそれぞれ呼びたい人を書いておくと便利)
・会社に属している場合は、会社の連絡先

ペット

ペットを飼っている方は、次の飼い主へ情報を伝える必要があります。

・名前
・種類
・年齢
・好きな食べ物
・かかりつけ医

医療・介護について

自分の病気や薬、介護に関する希望を書きます。

・持病
・常用薬
・アレルギー
・かかりつけ医
・過去の病歴
・病名の告知の有無
・延命治療の希望
・介護が必要になった際、誰に意思決定などを一任したいか
・認知症になったときどうするのか
・介護についての希望(どういう施設がいいか・費用について)

葬儀

葬儀や納骨の希望を書きます。

・葬儀社を生前予約している場合はその旨を記載
・希望する葬儀社
・希望する葬儀形態
・葬儀の予算
・宗教、宗派
・葬儀に呼びたい人
・菩提寺
・納骨してほしい場所があればそこ
・遺影に使う写真
・棺桶に納めてほしいもののリストなど

遺言

遺言書は、遺産相続などの際必要になる重要な書類なので保管場所などを記入しましょう。

・遺言の有無
・種類
・遺言書を保管している場所

家族へのメッセージ

家族への感謝の気持ちや現在の思いを記します。

まとめ

エンディングノートは、家族に向けて自分の思いやいざというときどうしたいかという希望を記すノートです。

書き方を一通り紹介しましたが、家族とも相談して、書いた方がいいことなど付け加えることで、家族の負担をぐっと減らすことができます。

エンディングノートで過去を振り返ることで新しくやりたいことを見つける良い機会となるかもしれません。

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